ブリティッシュ・コロンビア州観光局便り 2009年8月号
2009年8月3日 BC州観光局
■□ トピック ■□
1. ますます元気になるエリア・リッチモンド大研究!
今回は、カナダ・ラインの開通でダウンタウンから直通で訪問ができるようになる、リッチモンドエリアについてご紹介します!
リッチモンド市は、バンクーバー空港があるシーアイランドを含む、バンクーバーの南にある都市で、アジア系の人口が多いエリアです。近年開発が目覚ましく、レストランやショップなどもますます充実してきたほか、カジノホテルや、日系移民のゆかりの地で週末は賑わいを見せるスティーブストンなども注目のリッチモンド。2010年冬季オリンピックの際にはスピードスケートの会場となるリッチモンド・オーバルもこの地域にあります。
◎リッチモンド・オーバル (Richmond Oval)
今回、オリンピックのために新設された競技場です。先月の天皇皇后両陛下カナダご訪問の際も訪れた競技場で、流線型の屋根や、空調調節をする天井の作りなど、建築的にも非常に興味深い施設です。オリンピックではスピードスケートの会場になるので、五輪マークの前で記念写真を撮ることができるオススメスポット!
現在、一般の訪問者のために、建設の工夫や歴史について解説を受けながら内部を見学できる”パブリック・ビューイング”を提供しています。
【Richmond Oval Public Viewing】
実施スケジュール : 火曜日、金曜日の1:00pm~、土曜日の1:00pm 、2:30pm~
> Richmond Oval
◎日系人ゆかりの地、ステイーブストン(Steveston)
ルル島の南西端にある漁村スティーブストン。戦前、移り住んできた日本人コミュニティの中心地として栄えた歴史をもち、今でも史跡が多く残る港町です。
一時はBC州最大の缶詰工場で、現在は国家史跡ともなっているジョージア湾缶詰工場博物館(Gulf of Georgia Cannery National Site)や、郵便局博物館(Steveston Museum)など、その歴史を体感できる場所が残っています。また、現在も600隻以上の漁船が母港とするカナダ有数の現役の漁港でもあります。
スティーブストンに訪れるならば、週末がおすすめ。夏から秋にかけての週末には、乗りつけた船から直接、サーモンやたこ、エビなどを購入することができます。観光客でも大丈夫、ローカルに混じって新鮮なものを吟味してみて!
そして、ここに来たら是非食べたいのが、表面がこんがりキツネ色に揚がったアツアツのフィッシュ&チップス!コッド、サーモン、ハリバット(おひょう)などの魚から選ぶことができます。
海の中に浮かんだ敷地にある人気店
> Pajo’s
ローカルに人気のお店
> Dave’s
また、スティーブストンからは手軽にホエールウォッチングに参加することもできます。
> バンクーバーホエール・ウォッチ(Vancouver Whale Watch)
> スティーブストン・シーブリーズ・アドベンチャーズ(Seabreeze Adventures)
◎リッチモンド・サマー・ナイトマーケット (Richmond Summer Night Market) <~10月4日>
2000年に始まって以来毎年成長し続け、今やBC州で最大と言われているナイトマーケット。世界各国の食べ物や小物を売る店が所狭しと並び、地元の人はもちろんのこと、世界各地から集まる観光客などでにぎわいを見せています。日本のお祭りの屋台に似ているところもありますが、見たことのない食べ物や飲み物を買ってみて、熱気に包まれながらそぞろ歩くのも楽しいですね!また、ステージでは、カナダをはじめとするミュージシャンやエンターテイナーがアツいパフォーマンスを繰り広げます。
そんな熱気を感じられる動画を下記よりチェックできます。
> リッチモンド・サマー・ナイトマーケット会場の様子(動画)

【開催スケジュール】
<期間> 10月4日までの金・土・日
<時間> 金・土曜日
7:00PM ―12:00PM
日曜日・祝日
7:00PM to 11:00PM
> 公式サイト
◎リッチモンドでワインを堪能!
サンダズ・エステートワインショップSanduz Estate Winesや、2009年7月にオープンしたばかりのブロッサム・ルルアイランド・ワイナリー(Lulu Island Winery)では、ブドウ以外のフルーツをベースにしたワインや、ワインを使ったユニークな商品を扱っています。試飲することもできますので、色々なフルーツワインを試して、お土産探しに心が弾みます!
2.ワインをめぐる旅 ~ オカナガン・ワインフェスティバル ~
日本で「カナダ=ワイン」という発想は、あまり馴染みがないかもしれませんが、実はBC州オカナガン地方には120を超えるワイナリーがあり、世界的な賞を受賞しているワインも数多くあるのです。
ワイナリーを訪れるなら、ケローナ・ペンティクトンからスタートするのが便利。ケローナ・ペンティクトンは、バンク―バーから飛行機で1時間、車で4時間ほどでアクセスできます。
オカナガンのモットーは「Life is good!」―それを象徴するような、のんびりとしたどこか牧歌的な風景の中、年間2,000時間以上もの日照時間に恵まれた地で輝くようにブドウ園や果樹園が広がっています。オカナガン湖を中心に個性あるワイナリーが点在し、近年ではホテルやレストランを併設したワイナリーも増えてきました。まだまだワイン造りの歴史は浅いですが、世界のワイン愛好家やグルメレストランなどの注目も近年ますます高まっています。
【 選りすぐりワイナリー・ガイド 】
~ 有名ワイナリー編 ~
◆ミッション・ヒル(Mission Hill Family Estate Winery)
オカナガン湖を見渡す小高い丘の上に建つ、まるで中世の修道院のような雰囲気のワイナリー。1992年に、国際ワイン&スピリッツ・コンペティションで、シャルドネ Grand Reserve Barrel Select Chardonnay が金賞に輝いたことで一気に注目が集まり、その後も各種コンクールで賞を受賞しつづけています。カナダ最大のオーガニックワイナリーで、反円形状のゲートが目印。
> ミッション・ヒル(Mission Hill Family Estate Winery)
◆サマー・ヒル(Summerhill Estate Winery)
不思議なピラミッドが目を引くワイナリー。これは、ピラミッドパワーの神秘を信じているオーナーが、3年間の実験の結果、アロマに深みがでると確信し、完成させた熟成蔵。このピラミッドと、逆さになったシャンパンボトルがこのワイナリーの目印。ワイン製造の行程に興味があるならぜひここへ。また、数々の賞を受賞しているスパークリングワインは特にオススメです。
> サマー・ヒル(Summerhill Estate Winery)
◆クエルズ・ゲート(Quails’ Gate Estate Winery)
世界に通用するトップクラスのピノノアールとシャルドネを生産することで近年注目を集めているワイナリー。また、アイスワインやレイトハーベストもおすすめ。2007年にオープンしたワインショップでは、ワインをはじめ、地元のフードやアートも取り扱っています。
> クエルズ・ゲート(Quails’ Gate Estate Winery)
そして、ワイナリー巡りで楽しいのは「自分だけのとっておき」を発見すること!せっかくなら、有名ワイナリーだけでなく、数あるこじんまりとしたワイナリーをいくつか巡って、じっくりお気に入りを探してみるのもおすすめです。大量生産をしていないので、人気のワインをチェックしたい人は、できるだけシーズンの初めに!
~ 人気上昇中ワイナリー編 ~
◆バロイング・オウル・エステート・ワイナリー (Burrowing Owl Estate Winery)
オリバーの南に位置し、周囲は乾燥した半砂漠独特の風景が広がります。このワイナリーでは、環境保護のために、太陽熱と地熱発電を利用し、使われる電力の100%をまかなっています。農薬を控え、土の水分量を計りながら効率的な散水をおこない、このエリア特有の生態系を守るための活動をしています。ピノ・グリやシャルドネ、シラーを中心とした白ワインのほか、ピノ・ノワール、メルローなど、優秀な赤ワインも生産しており、数々のコンクールで受賞。また、ワイナリー内のレストラン「ソノマ・ルーム(Sonoma Room)」のお食事も秀逸です。ダック・パルフェやラム・チョップといった、ワインにピッタリの大胆な料理のほか、軽いスナック類やサラダも用意されていて、どれも美味! ワイナリーの中に10部屋のゲストルームも完備。ぶどう畑を見晴らすバルコニー付きで快適です。
◆インカミップセラーズ (Nk’Mip Cellars)
アメリカとの国境近くのオソヨーズ近くにある、北米初の先住民によって経営されているワイナリー。カナダ有数のフルーツベルトでもあるペンティクトンから約40分ほど南下したところにあり、途中のルートは、乾燥した砂漠風の景色の中に、青々と葉を茂らせるぶどう畑が点在しています。特に、このワイナリーは乾いた砂山を背景にしており、その全体の存在感に圧倒されます。インカミップセラーズのおすすめワインは、メリテージ (赤)、ピノ・ノエル(赤)、 リースリング(白)、リースリングのアイスワイン。
Nk’Mip Cellars
~ BC州観光局スタッフおすすめワイナリー編 ~
◆ワイルド・グース(Wild Goose)
ここは、今、BC州観光局のスタッフの間でブームになっているワイナリー。「オカナガン大好き!」の現地スタッフに同行した際、スタッフ全員でテイスティング三昧の後、各種ワインを箱買い・・・なんてこともあったほどの魅力的なワイナリーです。
1983年、オーナーがワインづくりを始めるべくこの地に来た時、野生のガン(Wild Goose)の群が北に向かって飛び立っていったことが印象的でWild Gooseと名付けられたそう。家族経営でこじんまりとしていますが、丁寧に育てられたブドウから、ブレないワイン作りに誇りを持っています。オレンジ色のワインラベルもとってもキュート!
Wild Goose
その他、まだまだおススメのワイナリーがあります!
ワイナリー、ぶどう園(トンプソン・オカナガン)
【オカナガン・ワインフェスティバル】
そして、オカナガン地方では、年に4回、ワインフェスティバルを開催しています。特に10月に行われる秋のフェスティバルは大きく、北米でトップ100に入るイベントの一つ。まずチケットを購入してから、Wine Museumへ。数多くのワイナリーが出展しているので、一度にあちこちのテイスティングが楽しめ、ワインに合うチーズやおつまみなども用意されています。また、それぞれのワイナリーでは、趣向を凝らしたイベントをいろいろと企画しています。
思い切り飲んで楽しみたいという方には、現地のワイナリーツアーなどに参加するのもおススメ!
この時期に合わせて、夏の間中、BC州の暖かな太陽と人々の笑顔に育まれてきたワインを堪能する旅に出かけてみませんか?
*春のワインフェスティバル : 毎年5月の第1週の週末 来年2010年は4月29日~5月8日
*夏のワインフェスティバル : 8月の第2週の週末 2009年は8月7、8日
*秋のワインフェスティバル : 10月初旬の10日間 2009年は、10月1日~10月11日
*アイスワインフェスティバル : 毎年1月の第3週の週末 2010年は1月20日~23日
詳細は以下、ウェブサイトよりご確認ください。
Okanagan Wine Festival
【オカナガン地方へのアクセス】
飛行機:ケローナ、ペンティクトン、カムループスなど、トンプソン・オカナガンの主要都市には空港があり、バンクーバー国際空港からは約1時間。
車:レンタカーをするなら、バンクーバーから国道1号線、あるいは5号線を利用して3時間半。ワイナリー巡りをする場合、ドライバーも飲めるように、ガイドを手配していくのもお勧めです。
また、バンクーバーからグレイハウンド(バス)の定期運行もあります。
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記事提供者
| 名前 | BC州観光局 |
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| プロフィール | ブリティッシュ・コロンビア州観光局は、世界にSuper, Natural British Columbia®のブランドを伝えるマーケティングを展開し、観光市場を開発するリーダーとして認知されています。 1997年6月に、Crown Corporation(州営公社)となったBC州観光局は、旅行業界の発展と成長を目指し、ブリティッシュ・コロンビア州全体の収益を高め、州民全体の経済的な利益を向上させようと努力しています。 |
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