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「教えて!コンピューター」 ルーターに関して編

2004年11月10日  斎藤 浩 (Hiroshi Saito)  

103041ウィンドウズOS(Operating System)、PCハードウェア、アプリケーションソフトなどのトラブルに関して、またマイクロソフトオフィースプロダクトの使い方、更に家庭内 LAN(Local Area Network)の構築方法及びインターネット関連などが得意ジャンルです。皆さんのご質問にできる限りお答えしていきたいと思っていますので、是非ご利用ください。

q6貴サイトでコンピューターのセキュリティー関係のコラムを拝読しました。家のなかにコンピューターが2台あり、これからルーターを導入しようと考えていた矢先でしたので、大変役立ちました。 ところで、どういったルーターがいいのでしょうか?我が家の場合、1階と2階にコンピューターがありますので、ワイヤレスを考えていますが大丈夫ですか? また、お薦めのメーカーや種類がありましたら、教えて下さい。

a1ブロードバンドルーター(以下ルーターと呼びます)を導入する利点は、大きく分けて2つあります。ひとつは、「一つのインターネット回線を使って複数台のコンピューターが同時にインターネットへアクセスすることができる」ということ。もう一つは、「セキュリティーの確保ができる」ということです。

ルーター設置の本来の目的は前者の理由が一般的でした。例えば、ご家庭にコンピューターが2台以上あり、それらを同時にインターネットに接続させたい場合は、ルーターが必要となります。これが家庭内LAN(Local Area Network)と呼ばれるものです。

また最近では、ご家庭にコンピューターが1台しかなくても「セキュリティーの確保」という面からルーターを導入する人が増えています。ルーターには、ファイヤーウォール機能が内蔵されているのでネットワーク内への外部からの侵入を防ぐことが可能となるからです。実は、あのマイクロソフト社も自社のウェブサイトで一般家庭へのルーターの導入をすすめています。

ルーターの種類について

さて、ルーターにはどんなものがあるのでしょうか? まずは、有線(Wired)のものと無線(Wireless)のものとに分かれます。

有線のものは、当然コンピューターとルーターの間にケーブルが存在します。俗に「4-Port Broadband Router」などと箱に書かれているのがこれです。ルーターの設置場所からそれぞれのコンピューターまでがあまり離れていない場合や配線が気にならないのでしたら、これで十分と言えるでしょう。お値段は、一般的に定価50ドル~100ドルぐらいで購入できると思います。

次にワイヤレス(無線)ルーターですが、基本的にはワイヤレス機能はもちろんのこと有線でも接続することが可能となっているものがほとんどです。例えば、ルーターが1階のコンピューターの近くに設置されていて、2階にももう1台コンピューターがあるなどと言う場合には、ルーターの近くにあるコンピューターはケーブルでつなぎ、2階にあるコンピューターは無線でつなぐということが可能となります。ただし、この場合ワイヤレスでルーターに接続したいコンピューターには、ワイヤレスネットワークカードが必要となります。

ワイヤレスネットワークカードを使用する場合は、ルーターとの相性もありますので、できればルーターと同一メーカーのものにすることをお勧めします。また、最近のノートブックコンピューターは、すでに無線LANに対応しているものが多いので、ケーブルを一切つながずに家中どこにいてもインターネットに接続することが可能となります。

更に、ワイヤレスルーターには、Wireless-GタイプのものとWireless-Bタイプのものがあります。よく「Wireless-G Broadband Router」だとか「Wireless-B Broadband Router」などと箱に書かれていますが、これらは回線への接続速度が違います。Bタイプのものは接続速度が11Mbpsで、Gタイプのものは 54MbpsとBタイプのものよりも約5倍の接続スピードを持っています。当然お値段もBタイプのものよりもGタイプのもののほうが多少お高くなります。お値段は、Bタイプのもので定価70ドル~120ドル、Gタイプのもので定価90ドル~150ドルぐらいが目安となるでしょう。

セキュリティーとメーカーは

そして、気になるのが無線LAN内のセキュリティーということになります。第三者からのLAN内電波への不正アクセスを防ぐためには、 SSID、MAC Filter、WEPなどの設定を行ないます。これは、各ルーターメーカーによって設定方法が異なりますので、マニュアルをよく読んで行なってください。

最後に、ルーターのメーカーですが、一般的には、Linksys、D-Link、Microsoft、U.S.Robotics、SMCなどといったところがカナダではよく知られています。また、各メーカーのMail-in rebateや販売店のセールなどを利用するとお得なお値段で手に入れることができることもあるようです。

なお、家庭内LAN構築の際に発生するトラブルに関しては、ご契約のISP(Internet Service Provider)のテクニカルサポートに連絡をするか、または専門のテクニシャンに相談してください。

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記事提供者

名前斎藤 浩 (Hiroshi Saito)
連絡先604-274-0134 Eメール
プロフィール1980年バンクーバーに移住、神奈川県出身。
Nihon System Workshop代表。MCP, MCSA, MCSE, MCDBA, CCNA, A+, Network+などの資格を持つCertified Technicianとして、ウィンドウズ系PC専門のトラブル処理、ネットワーク構築などを主な業務としている。
一般ユーザーにウィルスやスパイウェア対策の重要性を理解してもらうため講習会なども開いている。今後は、ユーザーとのネットワークを広げ、誰もが気楽に相談できるコンピューターの『町医者』、そんな存在になれたら…と願っている。
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