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教えて!コンピューター バックアップ編

2004年12月6日  塚本 隆志 (Takashi Tsukamoto)  

q2floppyメンテナンスの基本編で、バックアップの重要性については、わかりましたが、具体的にどのようにすればよいのでしょうか。 バックアップの方法について教えてください。 Windows2000を使っています。

a2バックアップは大変重要な事です。 会社などで使われているパソコンは、毎日バックアップを取っています。パソコンのデータを記憶しているのは、ハードディスクと呼ばれるものです。 それは機械ですので、必ず壊れます。その時には、ハードディスクのデータを読めなくなりますので、その前にデータをバックアップしておかないと大事なデータがなくなってしまう事になります。

高いお金を払えば、特別な方法でハードディスクの中身を復元してくれる業者もいますが、100%の保証はありません。また大事なデータを操作の誤りや思い違いで消してしまったり、ウィルスに感染した為に、データを破壊されたりということもあります。そんな時の為のバックアップの方法についてお答えします。

バックアップするファイルは?
バックアップするファイルは一般的に次のものが有ります。

  • マイクロソフトオフィスなどのアプリケーションで作成したファイルやデジタル写真等
    これらを効率的にバックアップするには、それなりの準備が必要です。アプリケーションで作業を終了した時、一つのフォルダに保存すれば便利です。例えば、マイドキュメントに『重要なデータ』とでも名前を付けたフォルダを作成し、さらにその中に目的や内容がわかるような名前のフォルダを作り、重要なデータをそこに保存します。 そうすれば、バックアップ時に『重要なデータ』フォルダを丸ごとバックアップすればよい事になります。
     
  • メールファイル
    メールは通常一つのフォルダの中に、受信メールや送信メールのファイルが保存されています。例えば、マイクロソフトのOSに付随してくるアウトルックエクスプレスなら、ファイルの拡張子がDBX(ex. XXXXX.dbx)となっているファイルです。 それらのファイルが保存されているフォルダをバックアップします。
     
  • メールアドレス帳
    メール送信に必要な知人のメールアドレスを保管したファイルです。 アウトルックエクスプレスなら、ファイルの拡張子がWAB(ex. XXXXX.wab)となっているファイルです。
     
  • お気に入りウェブサイト
    インターネットサーフィンをする時に便利な『お気に入り』ウェブサイトのURL(アドレス)を保存したファイルです。 『Favorites』というフォルダに保存されていますので、そのフォルダ全てをバックアップします。
     
  • 漢字仮名変換の辞書
    文章を入力する時に、平仮名を漢字に変換する辞書です。 変換頻度が多い物が記憶されています。長く使っているうちに、自分の変換したい漢字が一発で変換候補として出てくるのはこの辞書のお陰です。 『Imejpuser.dic』というファイルに記憶されています。
     

目的のファイルがハードディスクのどこにあるか分からない場合は、『スタート』→『検索』→『ファイルやフォルダ』で現れる画面で、「ファイルまたはフォルダの名前」に探したいファイル名の一部を入力し、『検索開始』ボタンを押すと検索できます。

バックアップのためのソフトは?
市販のものや、ウェブサイトから無料でダウンロードできるもの、CD書き込みドライブを購入するとおまけに付いて来るものなど、色々有ります。ここでは、Windows2000をお使いとのことですので、マイクロソフトのOSに付随してくるマイクロソフトバックアップを例にとって説明しています。

どこにバックアップを保存するの?
バックアップしたファイルを保存する場所はいくつかあります。一般の家庭で使うパソコンなら代表的なものとして次のものが挙げられます。

  • フロッピーディスク
    最も簡便で安全な保存場所です。 しかし容量が1.44MBと小さいので、多くのファイルのバックアップを保存する事は出来ません。
     
  • ハードディスク
    大事なファイルが保存されているハードディスクと同じハードディスクでも構いませんが、外付けのハードディスクの方が効果的です。何故なら、同じハードディスクだとそのハードディスクが壊れるとバックアップも読み出すことが出来なくなるからです。しかし、間違ってデータを消してしまった場合の復旧には、同じハードディスクでも意味があります。
     
  • コンパクトディスク(CD)、またはデジタルバーサタイルディスク(DVD)
    これらはパソコンから離して保管できるので、バックアップを保存する所としては最適です。 しかし、これらのディスクにバックアップを保存するには、それ専用のソフトが必要となります。ライターと呼ばれるディスクに書き込む装置を購入するとおまけでついてくるバックアップ用ソフトがありますので、それを活用すると便利です。また、注意すべき事は、バックアップできるファイルの量がハードディスクより少なくなることです。CDなら700MB、DVDなら 4GB (片面)程度です。 必要なファイルだけにバックアップを絞ればDVDなら十分です。
     

マイクロソフトバックアップの使用方法
バックアップの方法は、Windows98, Me, 2000, XPとそれぞれ少し違いますが、ここでは Windows2000 について記載します。 他のOS(Windows98/MeWindowsXP)については、各ウェブページを参考にしてください。

尚、Windows2000 以外は、OSインストール時にマイクロソフトバックアップはインストールされません。バックアップをインストールしたい場合は、マイクロソフトの各サポートページ(Windows98WindowsMeWindowsXP)を参考にしてください。

  1. [スタート] → [プログラム] → [アクセサリ] → [システムツール] で [バックアップ]をマウス左クリック
     
  2. 『バックアップ』タブをマウス左クリック
     
  3. 画面中央の左側にディレクトリーが現れるので、バックアップしたいフォルダやファイルが保存されているドライブのアイコンをマウス左クリック
     
  4. やはり左側の窓に、クリックしたドライブに含まれるフォルダやファイルが現れる
     
  5. 同様にフォルダのアイコンをマウス左クリックするとその下に保存されているフォルダやファイルが現れる
     
  6. 4. と5. を繰り返し、バックアップしたいフォルダやファイルが右側の画面に現れるまで続ける 
     
  7. バックアップしたいフォルダやファイルが右側の画面に現れると、その左のチェックボックスをマウス左クリックし、チェックを入れる
     
  8. 3. から7. を繰り返しバックアップしたいフォルダやファイルに全てチェックを入れる
     
  9. 画面の下方にある『バックアップを格納するメディア名またはファイル名』の欄に、バックアップを保存するファイルのパスを次のように入力する(例: X:\Backup\ImportantFile.bkf・・・ X はC、D、E 等のドライブ記号名)
     
  10. 画面下右端の『バックアップの開始』ボタンを押す
     
  11. 「バックアップジョブ情報」という画面が現れるので
    • 『バックアップの説明』欄は自動で入力されているのでそのままでよい。 好きなように変更しても良い
    • 『メディアにバックアップが既に存在する場合』欄は、『メディアにこのバックアップを追加する』にチェックを入れる
    • 『メディアを上書きする場合、メディアを識別するために次のラベルを使用する』では、予め入力されているのでそのままでも良い
    • 画面の右側にある『詳細設定』ボタンを押す
  12. 「詳細なバックアップオプション」と言う画面が現れるので
    • 『バックアップの後にデータの検証をする』にチェックを入れる
    • 『バックアップの種類』欄は、『通常』を選択する
    • 『OK』ボタンを押す
  13. 「バックアップジョブ情報」という画面に戻るので、右側の『バックアップの開始』ボタンを押す
     
  14. バックアップが開始され、『バックアップの進行状況』という画面が現れる
     
  15. バックアップが終了すると、『バックアップの進行状況』の画面の上側に『バックアップが完了しました。』と表示されるので、右側の『閉じる』ボタンを押す
     

バックアップする頻度は?
会社等の場合は毎日バックアップする場合が殆どですが、個人の場合、その更新頻度に応じて、週一回、月一回でも構いません。 ただ、バックアップの周期が長くなればなるほど、復元できないファイルが増えることは承知しておいてください。

また、バックアップを自動で行うこともできます。市販のツールなどを購入すれば、スケジュールの機能がついており、自由にバックアップの周期を設定できます。一度設定すれば、後は自動でバックアップしてくれます。 しかしバックアップするメディア(CDなど)の交換は人手で行う必要があります。尚、マイクロソフトバックアップのスケジュール機能については、Windows2000/XPでは付いていますが、Windows98/Meでは残念ながらついていません。

バックアップすることによって、不測の事態に備え、楽しいバソコンライフをお過ごしください。

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記事提供者

名前塚本 隆志 (Takashi Tsukamoto)
連絡先604-241-7176 Eメール
プロフィール2001年カナダに移住、大阪生まれ。T&M Systems代表
カナダに移住と同時に独立してコンサルタント業を始める。過去の経験を生かして、使い道に応じたパソコンのセットアップ、修理、パソコン教室講師等のPCコンサルタントと北米のベンチャーを日本へ紹介する ITコンサルタントを手がけ、誰もが安全で簡単にパソコンを使える世界を目指している。
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