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RITS-UBC便り 第8回 オープンハウス!

2005年4月1日  Rits-UBC Joint Program  

2004年10月15日、UBCにある立命館ハウスで、”Rits Open House”というイベントが行われた。これは現地の人に日本の文化を紹介し、UBCに留学中の立命の学生が現地の人と交流を持つことを目的としている。

このイベントは私達がカナダに来て初めて作る大きなもので、まだカナダの生活に慣れない中、共に働く仲間のことも良く知らない状態で作業をしなくてはならず、問題にぶつかり悩むことも多かった。ここではその一例をあげたい。

まず、調理班は前日に手作りわらび餅を冷蔵庫2つ分用意したが、初めてのことでどれだけ必要か検討がつかず、最終的には冷蔵庫1つ分以上が売れ残ってしまった。また、牛丼の調理用にてりやきソースを使う予定だったが、大量に購入したソースの味が日本のものとは違い、一から調味料を混ぜて作ることになってしまった。思いがけない出来事に見舞われ、結局前夜は徹夜で作業を続けた。

また、お化け屋敷は教室を使用したため、授業の都合上、部屋のレイアウトを前夜から開始しなくてはならなかった。限られた時間の中、思っていた以上に準備に時間がかかり、徹夜で作業を続けた。更に、前夜に働き手がたくさん必要になった。しかしこれはたくさんの学生が自主的に手伝い、なんとか当日を迎えることが出来た。

ダンスの練習は毎日のように行われ、振り付けから自分達で全てを作り上げた。中にはダンス初挑戦の生徒もいたが、他の生徒に教えられ、助け合いながら上達していった。また、振り付けをより良いものにしようとそれぞれが意見を出し合うので、なかなか決まらずもどかしいときもあった。すべては良いものを作るために・・・。

当日はたくさんの人が立命館ハウスに足を運んでくれた。司会は全て英語で行われ、剣玉では客をステージ上に呼び実際に体験してもらうなど、観客を沸かせた。歌では練習の成果が発揮され、観客から自然と手拍子がおこった。更に、これらの舞台進行をスムーズに行うために、裏方、音響の学生が手伝ってくれた。また、茶道ではプロの先生に来てもらい、手作りのすごろくで現地の人と交流を深め、展示会場では日本のアニメを紹介するなど、日本に興味を持ってもらうことが出来た。また、現地の人達が日本食を食べ喜んでくれたり、お化け屋敷では終了時間ギリギリまで客が絶えなかったり等、大盛況だった。更に、今年初めての試みとして、このイベントについての帳簿を作った。これは、前年まで帳簿がなく、毎年1から計算しなくてはならず苦労したため、来年くる後輩の役にたてばと、会計係りが自主的に決めたことである。

私はビデオ撮影を担当することになったが、当初5人いたメンバーも、用事などで最終的には2人で動くことになった。私はビデオデッキを持ったこともなく、構成や編集など素人だけで本当に完成させることが出来るのかとても不安だった。しかし、仲間達に相談すると快く引き受け、アドバイスをくれるなど何度も助けられ、最後までやり遂げることが出来た。

1ヶ月前には顔も知らなかった相手と、1つのイベントを成功させるため手を繋ぎ、困難を共に受けとめ、支えあいながら乗り越えていった。このイベントを通じて、現地の人に日本文化に触れてもらい、交流をもつことも出来たが、更に一緒に働いた相手のことを知り、共に悩み、助け合い、喜びを分かち合える仲間を見つけることが出来たのも非常に大きな成果だったと思う。たくさんの努力と優しさと笑顔に出会えた最高のイベントだった。

奥田 真帆
立命館大学 経営学部

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記事提供者

名前Rits-UBC Joint Program
連絡先604-822-9501 Eメール
プロフィールカナダでの「RITS学生」とは、立命館大学と立命館アジア太平洋大学から「UBCジョイントプログラム」に留学している100名の学生たちのことです。
このプログラムは1991年に開始され、すでに1300名がこのプログラムから巣立っていったことになります。
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