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ブルーベリー農業が危機に直面

2008年6月26日  ICASスタッフ  

多くのブルーベリー(コケモモ属の実)農場にとり、事態はもう取り返しがつかない。今後どれ程日光に恵まれたとしても、今季は数十年ぶりの凶作になる模様なのだ。

「収穫がこんなに遅れるのは、憶えている限り今年が初めてです」と語るのはアボッツフォード市ウエストベリー・ファームのP・ベイン氏だ。「最初の2週間分損をするでしょう。失った売り上げは後から取り返すことができません」由。季節はずれの低温と雨続きの気候で、ブルーベリーの刈り入れ予定より2週間遅れ、収穫は早くとも7月15日以降になると見られる。

「母なる自然がサイクルをずらせたからといって、9月末に2週間追加するわけにはいきません」とベイン氏は嘆いた。降雨の確率が30%?40%、日あたりの良い暖い日が多くなるという今週の予報も後の祭りの感がある。「授粉が進んでいない現状ですから、早くもっと日にあたらないと実が大きくなりません」由。4月に突然の寒さに見舞われ、5、6月と低気温で雨の多かったため蕾の数が例年より少なく、またその多くが腐ったため、蜂による授粉も進まない、と凶作の条件は揃っている。

ところが悪天候にもかかわらず、アボッツフォード市カーロン農場のG・カーロン氏は楽観的にならざるを得ないそうだ。「それほど心配していません、作物の状態は良さそうですし。もちろん収穫がすべて済むまではどうなるか分かりません。大丈夫だと思います、こう感じているのは私くらいかもしれませんが、心配しても始まりません」。

ラズベリーとブルーベリーを栽培するカーロン農場では、収穫時期が変わることは、両方を同時期に摘んで箱詰めにしなくてはならないかもしれない事を意味する。「両方同じに刈り入れになると収納能力の問題がでてきますから、2週間くらいは非常に忙しくなる見通しです」とカーロン氏は語った。BC州農業省によると、州の年間ベリー類総生産高は約1億5千万ドル相当、ミシガン州に次ぐ第2のブルーベリー産出地となる。

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