安全委員会、熱気球の規制強化を要請
2008年3月31日 ICASスタッフ
カナダ運輸安全委員会は木曜、連邦政府に対し、熱気球操縦に関する規制を強化し、その他の商業旅客機と同水準の規制を適用するよう要求した。昨年8月にウィニーペグ近くで起きた不時着事故を受けた中間報告のなかで、同委員会は、緊急時の迅速な対応を可能にする「緊急時燃料遮断システム」を気球に装備するよう提案。「これらの対策が講じられれば、国内で、熱気球の乗客に対する安全性が著しく高まると信じています。」と、航空事故調査の地域担当マネージャーP・ヒルドブランド氏は記者会見のなかで説明した。カナダ運輸省(トランスポート・カナダ)によりこの提案の採用が決定されれば、全国的な導入となるだろう。昨年カナダ国内で起きた数件の事故により、熱気球産業自体の安全性への疑問が高まった。ウィニーペグの事故から数週間後の2007年8月11日、BC州で熱気球が炎上、サレーのトレーラ・パークに墜落し、2人が死亡、11人が負傷。その翌月には、カルガリーで気球が送電線まで吹き飛ばされたが、乗客に怪我はなかった。長年、熱気球産業は、監督下に置かれない状態で著しい成長を果たしてきた。ヒルドブランド氏によれば、その規制は自家用機に与えられるものと同水準でしかないという。
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