日光による死亡者、年間6万人
2006年7月28日 ICASスタッフ
世界保健機構(WHO)は、26日、強い日差しが原因の死亡者数が年間6万人にも達しているとの報告書を提出した。紫外線は、黒色腫や皮膚癌発症の原因の9割を占めているとされ、他にも日焼けによる炎症、皮膚の老化、白内障、口唇ヘルペスの再発症、翼状片症の原因となる。報告書の中で、WHOは、日光は人間にとってもちろん必要なものではあるが、過剰な日光は危険であり、時には命取りになることもあるが、全体的に簡単な方法でで発症を防ぐことができると発表。日中での活動時間を制限する、サングラス、帽子、日よけとなる衣服を着用する、紫外線下に長時間いない、UV指数15以上の日焼け止めを使用する、18歳以下は日焼けサロンの利用を避ける、といった防止策を挙げている。今回の興味深い報告は、紫外線反射率で、雪面からは80%、海面25%、乾いた砂浜15%と大きな差異があることが分かる。また、太陽光は人体に害があるとの報告がなされる一方で、適度な日光浴により、体内でのビタミンDの形成が促進されるという有益な働きをすることも判明している。日本と比べ紫外線の強いカナダでは賢く日光と付き合うことが大切だ。
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